こんにちは、管理人のMr.Yです
私の会社でも新卒の面接がスタートしました
今年も人事部から面接官の依頼を受け、面接官を務めました
通常なら私が所属しているマーケ・営業部門を志望している学生の担当になるのですが、過去の職歴とマーケ・営業部門の募集がなかったことで、今年はCRO部門の学生の面接をさせてもらいました
いやー何年ぶりだろう、CRO(Contract Research Organization)志望の学生の面接をするのは!
とても久しぶりで、私自身とてもワクワクして取り組ませていただきました
本記事では、これからCROを受験する新卒向け学生に向けて、企業面接がどんなものなのかをちょっぴりお伝えしますね
もちろん、選考に関わることなので、ちょっと抽象的になってしまうと思うのですが、そこはご理解ください笑
本記事でわかること
- CROにはどんな学部の学生が応募しているの?
- 就職面接ってどんな雰囲気で進むの?
- 就職面接ではどんなことを聞かれるの?
- 質問内容で聞かれることの目的とは?
CROにはどんな学部の学生が応募しているの?
これからCROへ就職試験を受験する学生のみなさん、就職試験いかがですか?
既に内々定をもらっている学生さんもちらほらいるのではないでしょうか
さて、これからCROを受験しようとしている学生さんにとっては、どんな学部の学生が応募されていて、合格しているのかすごく気になりますよね
その辺をお教えしますね!
まずは応募してくる学生さんの学部ですが、以下の学部が多いです
- 薬学部
- 医学部・生命医科学部
- 理学部(数学・生物)
- 農学部
- データサイエンス学部
最近増えてきたなぁと感じているのがデータサインエス学部です
やっぱりRWD(リアル・ワールド・データ)、RWE(リアル・ワールド・エビデンス)に関心があり応募してくれているようです
中途採用では割と多い、看護学部や臨床検査部の学生さんの応募は
これはきっと病院を就職先に考えている方が多いからなんでしょうね
CROではどんな基準で合否を決めているの?
学生さんがさらに気になるのは、採用基準なのではないでしょうか?
ここら辺は各企業のポリシーにより、ちょっと変わってくるかと思います
ただ、私が複数社転職し、それぞれの会社で新卒・中途入社の採用面接を行ってきた感じですと以下の基準で行われていました
- 医薬系企業の新卒採用試験では、理系の学部を中心に採用されている(営業やシステム系では文系・理系は関係ない)
- 理系の学部の中では、あまり学部は見られていない(薬学部だから優先的に採用されるわけではない)
- 新卒面接では、応募してきた学生がどんなタイプなのかをみている(学校名<偏差値>は関係ない)
なので、面接での質問も「どんなひとなんだろう?」を確認させてもらう質問が多いと思います
と言うか、これまで経験したことを聞いて、面接官はいろんなことを想像しています
この辺については、ちょっと長くなりそうなので、この後説明しますね
一方、中途採用面接でのポイントは新卒面接とちょっと変わってきます
本記事は新卒向けの記事なので、細かく書きませんが、ポイントして以下の通りです
- 求めているスキルを持っているか
- 持っているスキルを会社で発揮できるか
- 入社して問題行動を起こさないか
- すぐに会社を辞めないか
就職面接ってどんな雰囲気で進むの?
まだ就職面接を一度もやったことがない人はすごく気になりますよね
初めて就職試験で面接を受ける学生さんは、どなたもすごく緊張しているのがわかります!
でも、あまり怖がらないでくださいね
20数年前の就職試験では、「圧迫面接」なんて当たり前でしたが、現在はほぼどこの企業もそんなことは行っていません!
もし、そんな企業に出くわしたら、さっさと辞退した方が良いですよ
最近の企業は以下の点を強化しています
- 企業には、応募者を選ぶ役割と選ばれる役割があること
- 入社意欲を上げるために、面接官の人柄・印象で誤解を与えない
- 入社意欲を下げるよう印象を持たれないように気を付けること
そういう意味では、結構、面接官も緊張しながら面接しているんですよ笑
なので、面接官も応募者に対して真剣向き合い、応募者の普段の考え方や行動を把握することに務めています
だから、緊張せずに、自分の考えをしっかり伝えることを心がけてくださいね
ちなみに面接の流れはどこの会社も以下の流れで進むと思います
- 挨拶・自己紹介:面接官、応募者それぞれが自己紹介して面接スタート
- アイスブレイク:ちょっとした雑談を入れて、応募者へリラックスを促す
- 面接官からの質問:ここが本丸ですね!頑張って
- 応募者からの質問:企業に質問するチャンス!必ず2つ3つ質問を用意しておきましょう
- クロージング:それぞれお礼を言って解散(終了)
就職面接ではどんなことを聞かれるの?その目的とは?
緊張するなと言われても、大事な将来が決まる就職試験!
緊張するなと言われる方が無理ですよね
なので、ここでは実際の面接で、どんなことを面接官が聞いているのかとその意図をお伝えしますね
最近の質問は、応募者がどんな人なのかを知るために、2,3テーマを深堀して聞いてくるケースが多いです
質問で何を確認しているのかを理解して、回答に矛盾が出ないよう(回答が二転三転し、一貫性がない)に気を付けましょう
また、面接の基本ですが、以下ができていない学生が割と多いので、注意してくださいね
- 質問の回答が長い(意外とこれが一番困る・・・ポイントを簡潔に!)
- 質問の意図を理解せず回答している(質問の意図がわからないときは確認しましょう)
- 小さな声で聴きとりにくい(元気に、笑顔で対応しましょう)
あなたが学生時代にもっとも力を入れて取り組んだ活動について、具体的に教えてください
もう、この質問は鉄板ですよね
恐らく、就活本には必ず掲載されている質問なのではないでしょうか
私が面接している時も、ほぼ80%確認しています
この質問のいいところは以下の点を確認できるからです!
- なんでその活動に取り組んだの?(どういう状況だったのかを確認)
- その活動の目標・ゴールは何?(目標意識を持って取り組んでいたかの確認)
- 進める上で大変だったことは?(自律・自己責任はあるか確認)
- 課題に対してどんな行動をとったのか?頑張ったポイントは?(チャレンジ精神や好奇心があるか確認)
- だれが解決策を考えたのか、だれの指示(アドバイス)だったのか?(自律・自己責任・協調性はあるか確認)
- そこから何を学んだのか?結果について満足しているか?(人間性)
多分、複数社受験していれば必ず聞かれる質問だと思いますので、必ず準備しておきましょう!
あなたがこれまで集団(チーム)で取り組んだ活動で、一番頑張った活動について教えてください
この質問もよく出されますね
会社は集団で活動する団体ですので、どうしても組織行動(相互尊重・チームワーク)ができるのかを聞かれる質問です
こんな感じで質問を深堀されると思いますよ
- その集団(チーム)の中でどんな役割でしたか?(どんな役割が向いているのか、リーダー、調整役、実行役、評論家・・・)
- どうしてその役割を担ったんですか?(自律・自己責任、周囲からどう見られているか)
- 集団活動の目標は何か?(チャレンジ精神・好奇心)
- 集団(チーム)内で意見が合わなかった時の行動は?(割とここに関心ありです!)
- チームに対してどんな貢献ができたのか?(相互尊重・チームワーク)
- そこから何を学んだのか?結果について満足しているか?(人間性)
チームワークを重視している企業・組織はは必ず聞いてきますのでこちらも準備を!
最後の企業側への質問で、逆質問しても面白いかもしれませんね
例えばこんな感じで!
<企業への質問例>
「先程の質問で、チームで取り組んだ活動に関する質問がありました。
御社が集団活動に力を入れているのではと想像しましたが、社内でチームワーク向上に向けた取り組みなどされてますか?」
あなたは働く上で、どのようなビジョン(夢)を持っていますか?
これ、私は必ず聞くようにしています
だって、将来ビジョンのない人ってすぐに成長が止まってしまうんですよね
入社時に優秀と思われた人材が、5年後に一緒に仕事すると、
人からの指示がないと動けなかったり、
自分の考えが無かったり・・・
とにかく、仕事していて楽しそうじゃないんですよね
だから、私は必ず「今、どう考えているのか?」を聞くようにしています
将来どうなるかは誰にもわかりません
でも、自分で意思を持って活動しないと、成長は止まってしまいます
夢やビジョンは重要なのです
さて、話を戻しましょう!
面接ではこんな感じで深堀されていくと思います
- そのビジョンを掲げているのはなぜ?(ビジョン・目標意識)
- そのビジョンを掲げることになった背景やエピソードは?(自律・自己責任・相互尊重)
- ビジョンを実現するために必要なことは何?(計画性、ビジョン)
- その実現に向けて現在取り組んでいることは?(チャレンジ精神:これが重要でアピールしやすいですよ)
- それが実現できなかった時、どうするのか?(自律・自己責任、柔軟性)
- 弊社で働くこととあなたのビジョンの関係性は?(志望理由:ここがうまくこたえられるとしびれます笑)
まとめ
就職活動は学生さんにとって一大イベントですよね
たぶん、かなりのストレスかと思います
しっかり準備して臨めば、きっといい結果につながると思います
面接も緊張すると思いますが、ぜひ以下に気を付けて面接に臨んで、合格を勝ち取ってくださいね
- 質問の意図を理解し、矛盾のない回答を心がける
- 質問の回答はポイントを絞って簡潔に
- 笑顔ではっきりと質問に答える
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これを読んでくれたあなたの成功を心から祈っています